しるもの読物

2026年2月刊行
四六判 (188mm×127mm) 192ページ 

 

定価(本体2,000円+税)

ISBN978-4-910790-24-4 C0095

 

 今日も「しるもの」はあなたの傍にある

食にまつわる文章の名手・木村衣有子が「しるもの」がある28の風景を描き出す。

味噌汁、シチュー、冷や汁、コーンスープ、コーヒー、紅茶、めんつゆ……四季折々のしるものにまつわるエッセイ、ブックエッセイに連作短編小説を加えた、著者の新境地!

 

帯コメント:滝口悠生(小説家)

季節、土地、時代によって形を変える「しるもの」。

その味つけや具材や歴史に思いをいたし筆を向ければ、言葉もまた、ときに随筆に、ときに小説に、と形を変える。

これぞ文芸の椀。

 

 

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著者プロフィール

木村衣有子  (キムラユウコ)  (著者)

作家。1975年栃木県生まれ。

1994年から2001年まで京都在住、『恵文社一乗寺店』『喫茶ソワレ』でアルバイトしながら、フリーペーパー『nounous』、リトルプレス『marie=madeleine』を発行する。2002年より東京の東側に住みつつ、東北に通い続けて今に至る。主な著書に『家庭料理の窓』(平凡社)、『味見したい本』(ちくま文庫オリジナル)、『BOOKSのんべえ』(文藝春秋)、『生活は物語である 雑誌「クウネル」を振り返る』(BOOKNERD)、編著に『昭和 女たちの食随筆』(中公文庫オリジナル)がある。リトルプレス『私的コーヒーAtoZ』『ピロシキビリヤニ』『底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルク通信 1号から150号まで』も好評発売中。

 

Instagram @hanjiro1002

 

 

目次

まえがき

 

早春

 豚肉とベーコン

 シチューの壁

 胡麻すりと豚汁

 パンと白いシチュー

 

初夏

 トマトの皮と色

 きゅうりのしるもの

 ミネストローネの柄

 スコール、冷や汁

 

盛夏~初秋

 とうもろこしの第一印象  

 アンディ・ウォーホルを知った頃

 めんつゆ現代史

 自販機とおさげ髪

 クリームチキン味

 うどんスープ

 

 百合子の果汁、私のジャム

 コーヒーをはかる

 紅茶の入口

 りんごジュースをあたためる

 ペアマグ

 

 出汁と味噌の近況 

 味噌汁の具を読む

インスタントラーメンをえがく女たち

 おにぎり屋の味噌汁

 豆腐

 そばやの中華そば

 レシピの行間を読む料理本

 本の中の味噌汁論

 器

 

 

あとがき